📅 2026.02.01 第42回 守谷ハーフマラソン
🏆 初ハーフマラソン 完走(ハーフ男子39歳以下 356位 / 1087人中)
🏃 21.10km | ⏱ 1:47:37(ネットタイム) | 📊 5:06/km
ノヴァブラスト5との出会いが、すべてを変えた。シューズ選びで遠回りした経験から、このサイトは始まりました。

プロローグ:上司の一言
2025年10月、ごく普通の会議が終わったあと、上司からこう声をかけられた。
「新宿シティマラソン、会社の枠があるんだけど、走ってみない?」
正直、迷った。私は年に1回走るか走らないかの素人だ。Nikeのアプリを見返すと、直近で走ったのはなんと3年前の2022年9月。当時も、1kmちょっとを6分ペースで走っては足が痛くなって帰ってくる、というレベル。
結局、新宿シティマラソンは抽選に外れた。でも「走ってみるか」というスイッチは、もう入っていた。代わりに近所の守谷ハーフマラソン(2026年2月1日)にエントリー。


準備期間、3ヶ月。
合わないシューズで走り続けた3年
練習を始めて、すぐに違和感があった。足が、毎回痛くなる。距離を伸ばそうとしても、2〜3kmでもう脚裏や足の側面にジンジンした痛みが走る。休みながら走る、を繰り返す状態が続いた。
履いていたのは3年前に買ったナイキ ペガサス38。購入時、正直あまり調べずに買った。店頭で「ランニング定番」と書いてあったのでなんとなく選んだ、その一足。
今思えば、これが一番の失敗だった。
💡 当時の勘違い
「ナイキの定番モデル = 万人向け」
→ 実際は、足型・接地パターン・走力によって合う/合わないがハッキリ分かれる。
→ 自分に合うかどうかは、履いてみるまで分からない。
しかも当時の私は、ランニング歴ほぼゼロ。走力がない状態で、それなりに硬いアウトソール、ピッチ重視の設計。足裏への衝撃を吸収しきれていなかったと、今なら分かる。
「走り始めのランナーが、有名ブランドの定番シューズだからと安心して選ぶ」
これは、この後しっかり理解した”ランニング業界あるある”だった。合う合わないは、ブランドではなく自分の足で決まる。
試着ジプシーからの邂逅
「このままでは本番で走れない」と焦り、スポーツショップを何軒か回った。試着ラッシュ。
そこで、アシックス ノヴァブラスト5を履いた瞬間、全身が反応した。
「何、この吸い付くようなフィット感は。」
足の甲、足首、アーチ、どこにも隙間がない。それでいて締め付けもない。立っているだけで、足が”守られている”感覚がある。厚底なのに不安定じゃない。靴の中で足が泳がないから、力が素直に地面に伝わりそうな予感がした。
その場で買った。結果、これ以降ハーフマラソン本番まで、足を壊すことは一度もなかった。
❌ ペガサス38
フィット感:◯
甲が浮きがち。走力がない状態ではクッションが足裏の痛みを吸収しきれず、2〜3kmで痛みが出た。
✅ ノヴァブラスト5
フィット感:◎
足全体を包み込む感覚。40.9mmの高スタックでクッション性も抜群。長距離でも痛みが出ない。
💡 このサイトを作った理由のひとつ
スペック表の数字だけでは、フィット感は伝わらない。だからこそ、ラボ実測データ(スタック高・硬度・ER)と、実際の試着を組み合わせることが重要。このサイトは前者を担いますが、最終的には必ず試着してくださいというのが、私の偽らざる本音です。
3ヶ月でやったこと
シューズ問題が解決してから、残り約3ヶ月。やったのはYouTubeと本での独学だけ。ランニングクラブに入る時間はなかった。2児の父が、隙間時間で何とかする作戦。
練習の組み立て(超シンプル版)
- 基本は距離を少しずつ伸ばすだけ。2km → 5km → 10km → 15km → 21kmと、月単位で段階を踏んだ
- YouTubeで「ハーフマラソン 初心者 練習」系の動画を片っ端から視聴。特にペース配分とフォームのポイントは何度も繰り返し見た
- 本で裏付けを取る。動画の情報が本当に正しいか、書籍で答え合わせ
- スピード練習は後回し。まずは「走り切る脚」を作ることを優先
練習ログから見える変化
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2022/08-09走り始めた頃月数本、6:31/km。2〜3kmが限界(Nikeアプリ)
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〜2025/09約3年のブランク
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2025/10再開月8本、55km、6:04/km。まだ重い脚
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2025/11/1114km走を5:32/kmで完走脚が戻ってきた感触
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2025/12/19初の21km走を自主開催1:57:55(5:35/km)で完走
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2026/01/042回目の21km走1:52:22(5:19/km)に短縮
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2026/01/11同日に14km × 2本合計28km、平均4:59/km
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2026/01/1812kmを4:48/kmで走破本番ペースを余裕で上回る
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2026/02/01★ 第42回 守谷ハーフマラソン 本番ネットタイム 1:47:37 完走(356位/1087人中)
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2026/02/14本番後も継続9kmを4:46/km。サブ90への序章


平均ペースが6:04/km → 5:06/km(本番)。4ヶ月で1km当たり約1分の短縮。この数字は、正直自分でも驚いている。
そして、タイムラインを見返して一番印象的なのは12月と1月に、本番コースより長い21km走を自主的に2回走っていたことだ。「本番で初めて走る距離」にしないために、試走しておく。これは本やYouTubeで繰り返し言われていた原則を、シンプルに守っただけだ。本番当日、脚に「21kmは走れる」という経験値があることの安心感は、数字以上に大きかった。
本番直前、Runkeeperを導入
ずっとNike Run Clubを使ってきた。理由は単純で、最初のシューズがペガサス38で、普段履きもナイキだったから。10月の再開時も、自然にNikeアプリを開いた。
ただ、距離が伸びてくると、GPSの距離精度が想像より荒いことに気づいた。同じコースを走っても距離が微妙に変わる。練習量が増え、ペース分析を真剣にやりたくなったタイミングでこれは結構なストレスになる。
本番が近づいた2026年1月頃、思い切ってRunkeeper(アシックス傘下のラン記録アプリ)を導入した。同じコースを走れば同じ距離が出る。それだけで、ペースの振り返りが意味のあるデータになる。冒頭の守谷ハーフ当日の画面も、このRunkeeperで取ったもの。


さらに、フォームの客観的な数値化のために、もう一つ別のアプリも併用し始めている。これについては、別途「使っている機器」の記事で詳しく書く予定。
💡 アプリは目的に合わせて切り替える
最初は無料で簡単に始められるNike Run Clubで十分。距離やペースを”なんとなく”記録できればよかった。
でも本気で記録を狙うフェーズになると、距離の正確性・ペース分析・フォーム評価といった、より精密なデータが必要になる。そのタイミングで、走る目的に合ったアプリに乗り換える。これは”買い物”より”道具選び”に近い感覚だ。
守谷ハーフマラソン、本番

2026年2月1日、第42回守谷ハーフマラソン。守谷市内を周回する21.1kmの日本陸連公認コース。冬の冷たい空気。ノヴァブラスト5を履いた足は、最初の1kmから不思議と軽かった。
結果、ネットタイム1時間47分37秒で完走。キロ5分6秒ペースを、21km維持できた。種目順位はハーフ男子39歳以下で356位/1087人中、総合でも1325位/4092人中。上位およそ3分の1に入れた。3年前の自分に見せたら信じないだろう。
ゴール直後、Runkeeperから通知が届いた。
🏅 ハーフマラソン 自己ベスト 1位
📏 最長距離のランニング
当たり前だ。人生初ハーフなのだから。でも、この”初めて”を、足を痛めずに、笑顔でゴールできたことが何より大きかった。

振り返って、一番の学び
⭐ 3ヶ月で得た、たった1つの真実
シューズの選択ミスは、練習量では取り返せない。
逆に、合うシューズを履くだけで、同じ練習でも伸び方がまったく変わる。特に時間のない市民ランナーほど、シューズ選びは”最初にやるべき1投資”だと痛感した。
振り返ると、私が3年も走らなかった本当の理由は、やる気でもセンスでもなく、最初に履いたシューズが合っていなかったからだったのかもしれない。痛みが続く運動を、好きになれるはずがない。
ノヴァブラスト5に出会えたのは、ただの運だった。もし、あの時フィット感を試すこと無く、ネットの評判だけで別のモデルを買っていたら? 今この記事は書いていなかっただろう。
だから、このサイトを作った。
ラボ実測データ(スタック高・硬度・ER)と論文エビデンス(カーボン効果・接地補正)を組み合わせて、“次に試着すべきシューズ”を絞り込むためのデータベースとして。忖度なしで、数字ベースで、忙しい市民ランナーの遠回りを少しでも減らすために。
次の目標
ハーフ1:48が出て、欲が出た。次はサブ90分(1時間30分切り)。ペースにして4:15/km。今とは別次元の走力が必要になる。
そして、ここからはカーボンシューズも試しに行く。今のところ候補は:
- デイリー練習用:ノヴァブラスト5を継続(信頼関係済み)
- ポイント練習・レース用:カーボン系を検討中(Adizero Evo SL、Magic Speed 5、Endorphin Pro 5あたりを試着予定)
この過程も、また記事にします。2児の父が、週5時間の練習で、どこまでいけるか。
※ 本記事は、特定のシューズを勧めるものではありません。ノヴァブラスト5は”私に”合っただけで、あなたに合うとは限りません。必ず試着してからご購入ください。
※ ランニング中の痛みが続く場合は、シューズ以外の要因(フォーム、既往症など)もありえます。整形外科・スポーツ医の診察を検討してください。

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